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健康な人であっても、ひざには関節液と呼ばれる水があり、極めて重要な役割を担っています。体重を支えている上下の骨が関節面でこすれて摩耗しないようにして関節の変形や老化を防ぎ、更に過激な運動をした時に加わる荷重に対して、関節腔内や軟骨内の水分を移動させることで関節面を潤滑にする機能を果たしているのです。
また、ひざの軟骨には血管が通っていないので、軟骨の細胞に栄養分を補給し、造血細胞の働きを助け、ひざの変形や老化を回復させる作用をしているのです。水が急に溜まった人は関節炎を起こしている状態なのです。これは水を多く出すことによって、関節腔内の圧力を高め、上下の骨がこれ以上こすれたり、激突したりするのを防ぎ、損傷を最小限に食い止めようとする一種の防御反応なのです。
「水が溜まった」からといって有無も言わず水を注射器で抜いてしまうと、栄養分の供給がストップしてそのたびに老化や変形が進み、骨が摩耗して一番体重の集中する内側の骨が出っ張ったように変形してくるのです。ですから、水を取ったり、薬で痛みを無理やり抑えたりした人ほど変形がひどくなっているのです。
水を取り続けると骨がもろくなって、わずかなことでまたすぐ腫れたり、痛んだり、そして昼も夜も痛みで悩まされ、最後にはひざが曲がらない、歩くのが怖いといったひどい状態、歩行困難になってしまいます。
変形や老化を回復するのに必要な栄養分の供給源は、主に「関節液という水」なのです。
ひざに溜まった水は慌てて取らなくても、ラバーパットや綿花などのクッション材を当て、しっかりした圧迫固定をしておけば、どんな膝(ひざ)の水も 3週間前後で消えてしまうものなのです。だから、ひざの水は、基本的に取らない方がいいのです。
治療のポイントはやはり負担度より安静度が上回る固定、水が溜まった場合は圧迫固定が最優先されなければならないのです。そしてこの方が後遺症も残さず、予後もいいのです。
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